少し前に、汚れがこびり付きなんか小さな虫の抜け殻とか、埃だらけで汚い状態でカミさんの実家の仕事場から古ぼけたちょっと変わったデザインのラジオ出てきました。
「壊れかけのRadio」だなぁーなんて思いながら、今では珍しい9V電池をつなげてみると、あっさり音が出ました。外出自粛な7/23からの連休中にちょっくらキレイにしてみますかの第1弾!
第2弾はこちら
NATIONAL PANASONIC MODEL R-12
ボディに刻印されている型番が製造ミスなのか、金型が悪いのか読み取れません。っていうか一部刻印されていません。ネットで探してみると一番最初に見つけたのが海外のサイトで、
NATIONAL PANASONIC MODEL R-12
らしいです。そこには 1969 とあったので1969年製なんでしょうかね。
ふと気が付いたのですが、ナショナルのロゴ 以外に日本語が見当たりません。たぶん輸出用?なんですかね?チューニングパネルが画像のチューニングで「FEN」なんですよ。ズレてるだけかもしれませんが。
汚い時の画像とか分解している時の画像とか撮るのをすっかり忘れ、例によって作業に夢中になってしまいましたとさ。
状況を開始する ← 作戦開始時この言い方は間違えらしい
さて分解開始です。作りとしては分解不可ですが経年劣化によりトップのアルミリングを止めている接着剤が剥がれておりクリアレンズと共にいとも簡単に外せます。
これにより底面のネジ2本を外しチューニングパネルと基板が引き出せますが、イヤホンジャックがボディ側についているので狭く、配線を押さえる金具を外しても配線にあまり余裕がないところでチマチマ外します。で、その後にスピーカーも外しチューニングパネルを基板から外します。
ホディ、電池のフタ、アルミリング、クリアレンズ、チューニングパネルを水洗いしました。
使い古しの歯ブラシしかなかったので隅々まできれいにはできなかったのと、クリアレンズはプラスチック製だったのであまりゴシゴシしませんでした。まぁ、少し汚れたままも味かなと。
水気を切った後、ボディについている金属スタンドと電池のフタのロック部分に速乾性シリコンスプレーを吹き、組み立てて完成です。
昭和レトロだねぇ
最初は壊れてると思っていたので、mp3プレーヤーでも仕込むか、ただのスピーカーにしてカッコだけ楽しむつもりだったのですが復活できました。
まぁ、こんな昭和レトロな(ちょっと勝手に、”アメリカのほうを向いている昔の日本” を感じる)ラジオでFEN流しっぱなしにしとくのが気分ですな。
↓レトロなラジオ、売ってるんだねぇ。
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追記 2020/08/5
ウチにいて何かできないかキョロキョロしていたら、コイツのレンズの曇りが目に付いたんで、「味」とか言ってましたが道具箱にあった タミヤコンパウンド(仕上げ目)でやっつけてやりました。
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少し深い傷が残りましたが、「ゼンゼンヘイキダヨ~」
んー、満足。
NATIONAL PANASONIC MODEL R-12
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