深大寺
夏頃からカミさんが「手打ち」「新そば」「田舎そば」等々、そばに目覚めてなんだか10月頃から?事あるごとに「深大寺そばまつり」に行きたい、行きたいみたいな空気出してました。が、あいにく私の調子が悪くて遠出するのがしんどかったので開催日には行けないでいました。時は流れて12月8日、「ちょっと出るか」くらいで一緒に外出したら、「深大寺に行く」と言い出しまして、(いや、計画的やな)お供させていただきました。
千代田線に乗って新御茶ノ水駅で乗り換えて調布駅で降りてバスで約15分、深大寺に到着。カミさん、まずは案内所に行っておじさんに「そばまつり」に来たかった思いを語り、どこの蕎麦屋がいいか聞き取り調査、マップを一枚もらって参道に入って行きました。
おいっ鬼太郎!
おっと、参道に入るとすぐ、鬼太郎がいるぞ?前情報なしに行ったのでつながりがわからなかったのですが、なんでも作者の水木しげるさんは調布市に50年近く住んでいらしたとのことで調布市の中でも緑豊かなこの地に「鬼太郎茶屋」があるそうです。私としては興味あったのですが今日は「カミさんの蕎麦」でしたので残念ですが今日は外から眺めて次回の楽しみにしておきました。
なんでお寺と蕎麦なんでしょとちょっと調べたら江戸時代から水はけのよい土地で良質な湧き水に恵まれて蕎麦の栽培が根づいて徳川家光も蕎麦のおいしさを褒めたそうな。
十割そば
で、蕎麦に話を戻しましてカミさんチョイスは「門前」「嶋田家」「一休庵」と、あと一軒あるらしい。
順番にメニューとにらめっこ。もちろんカミさんが。じっくり読みこんだ後にまずはお腹空かすためにお参り開始です。本堂→元三大師堂→開山堂と、ところどころ紅葉が残っており、気持ちよくひと回りして山門まで戻りました。かる―く店を覗いて歩きカミさんは「一休庵」に決めましたとさ。
注文はシンプルに「十割そば」と「にしんの棒煮」。カミさん曰く飲みやすいそば茶をすすりながら待つこと数分、にしんの棒煮が運ばれてきましたがカミさんが「蕎麦の味がわからなくなるからまだ食べるな」とストップをかけます。お預け状態でさらに待つこと数分で十割そばが出てきました。こちらの蕎麦は殻を取り除いたそばの実を使っていて、いわゆる田舎そばとは触感が違います。ほんのりとした甘さ、蕎麦の香り、おいしいですね。カミさんなんかつゆにつけないで蕎麦をストレートで1/4くらい食べてましたよ。うまいうまいって
もちろん私もおいしくいただきました。ヌーハラ何てくそくらえとばかりにズバッズバッとね。蕎麦はこうじゃなきゃと。旨かったぁ。
旨いものは別腹(甘いものだろ、フツー?)
控えめな量とはいえ、一人前づつ食べて店を出たらカミさんが「もう一人前食べられるか?」と。旨い蕎麦をもう一人前食いたいらしい。おいおい。
腹ごなしにお店をもう一周見てからチョットはずれにあるカミさんチョイスのもう一軒、
「大師茶屋」へ行ったのですが時すでに遅し、食べたいものがことごとく売り切れでした。あー残念でした。ここはバスで来るときに前を通ったのですがかなりの人数が待っていたらしく、気になっていたとの事。じゃあ饅頭か団子でも食おうとなってまた山門の方に戻り店先で売っているものを物色しているとき「昼の薬持ってくるの忘れてるんだったらビールでも飲めば」とありがたいお言葉が。
私、10月末から薬飲んでいるので本日までほぼお酒やめているのでした。ほぼと言うのは2週間の薬が切れて次に病院に行くまでときに2日空いたのでその時に一回飲んだ テヘ
でもさ、朝昼晩の薬、昼飲まないからってアルコール飲んでいいのか?まぁ、いいか。
カミさんはこんにゃくの味噌田楽、(熱い熱い言いながらあっちゅう間に食べたので画像なし)私は「深大寺ビール」アルコール6%、旨し。ホッピーの会社が作ってんだっけかな?
ソーコーしてるうちにカミさんが団子買ってきてすかさず一口食べたのご覧の通りです、はい。団子は小ぶりなので蕎麦食べた後でもOKな。
天気のいい12月の暖かな日に少しだけれど紅葉も見られたし、旨い蕎麦も食えたし、ビールも飲んじゃったし、こんな日も悪くない。
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